まず和菓子が好きだったのが始まりです。子供の頃に家で食べた和菓子がとても可愛く、こんなお菓子に携われたらな、と思いこの業界に入りました。和菓子はとても綺麗で芸術性も高いのに年配の方にしか好まれないイメージが強くて、それを少しでも多くの人に伝えていけたらなと思い入社致しました。

私の仕事内容は、伝統ある京菓子を少しでも多くの人に届ける事が主軸です。
とはいってもただ単にお菓子を届けるだけではなく販売する際に、そのお菓子がどういう「コト」を持っているのか、それを伝えてお客様にとって最高の時間を届けられるようにすることが大事です。
ただの物を売るのではなく、コトを届けるという事が非常に大事である俵屋吉富において、これを追求していくのが私達販売員の仕事となります。

「たのしい」を届けよう。毎週ある朝礼でそんなことを日々みんなで語り合います。
熟練の職人や同期の職人たちが創り上げた美しい「和菓子」この素敵な芸術品を世界に広めていく事で世界を豊かにしていく事が掲げる目標でもあります。

やはりお客様に笑顔になってもらったり、喜んだりしてもらっている姿を見た時に嬉しく思います。販売スタッフとして店舗に立っているとそのうち自分の事を覚えてくださるお客様がおられるのですが、そのお客様が常連客から「あなたに会いに来たの」「あなたの笑顔が素敵だからまた買いに来たわ」等と言われることがあり、その時にスタッフとしてのやりがいをとても感じます。
私は入社2年目で、販売の事だけでなく店舗運営の事などを色々行えるように勉強中で、ゆくゆくはもっと上手く店舗を回せるようになりたいです。それと同時にお客様のニーズに沿った提案を出来るように知識を増やしていきたいと思います。

店舗運営能力をもっと上げていく必要があります。それは一人一人の能力を上げていく事でもありますし、IT化等のシステム面をより強化していく必要があると考えています。
私自身も知識をもっと付けて喜んでいただけるような接客を出来るようにしていきたいですし、小さな改善を重ねていきながらより良い店舗創りをしていきたいと思っています。
中小企業という事もあり、良くも悪くも自分ひとりの能力で店舗創りが大きく変わっていくので一人一人のスキルアップはとても大事だと思います。

またシステム面に関しては全店舗にパソコンがあり、クラウド上でやり取りやデータが見れたりするのですが、やはりまだ使い慣れていない従業員もいるのでこれについてもっと学んでいかないといけないと感じています。

和菓子が好きな方や日本文化を伝えて行く仕事がしたいと思っている方にとってはとても素敵な職場だと感じます。上司と部下の距離感が近く、同じ目線で課題に取り込めるというのは心強いところです。昔から続く会社なので色んな決まりがありそうなイメージですが、入社してみると意外とそのような事はなく、自分の裁量が大きい会社だと感じました。
しっかりと自分から動くことが出来たら評価され、達成感もあります。
日本文化を創るというやりがいのある大きな事を目指しながら働くことが出来ます！